Google Bardも日本語対応で本当にAI業界盛り上がってきましたね。
カウントリードでも解析や制作の新しい時代の在り方について色々と検証、模索中です。
なんといってもうちの強みは「Web解析に強いWeb制作会社」なんですが、「AIに業務をとって食われるんじゃない…?」と戦々恐々としながらも、「いやいや、活用すればめちゃくちゃすごいことできるんじゃない?」という思いもあり、恐怖と嬉しさが混在して結果、よくわかんないけどめちゃくちゃワクワクしてます。
Chat GPT vs Goolgle Bardにデータ分析対決させてみる。
ということで、AIは解析にとても強いんじゃないかなとか思ったりしています。
とりあえずどんな感じで使えるのかなと思い、せっかくなのでChat GPTとGoogle Bardに同じデータを食わせてみてどうなるか検証しました。
用意したデータ
とりあえずシンプルにGA4のデフォルトの「レポート」から「ユーザー獲得レポート」を食わせてみました。
- ディメンション:ユーザーのデフォルトチャネルグループ
- セカンダリディメンション:セッションのキャンペーン
- 指標:エンゲージのあったセッション数,エンゲージメント率,エンゲージのあったセッション数(1 ユーザーあたり),平均エンゲージメント時間,イベント数,コンバージョン,合計収益
質問
「アクセス解析の相談をしたい。」のみの文言で、CSVのデータをテキストとして貼り付けてEnter!
先行:ChatGPT
結果はこちら。
いつものごとく、安定の途中で切れてるよ問題。
指標軸にディメンションを評価、まあ与えてる情報が少ないので一般論に寄るのは仕方ないですが、ちょっと機械的な印象。
どっちかというと指標を横断して、ディメンション(今回で言うとチャネル)の全体的な評価とかして欲しかったかも。(具体的指示を与えればやってくれそうだけど、今回は丸投げしてどうなるか?なので次回以降に検証)
後攻:Google Bard
Google AnalyticsデータをGoogle Bardに食わせるとどうなるのか(ワクワク感はある)
ここでふと疑問(BardってCSVとかアップできたりするんじゃ?)
あ、それはできないのね。。
気を取り直して。アクセスデータを投入!
ChatGPTが割と機械的にデータをなぞっていたのに対して、Bardさんはデータを読み解いて自然言語化して伝えてくれてる感じがする。
欲が出てきたのでもう少し
ちょっともう少し見てみたい気もするので、追加質問。
追加の質問
注力すべきチャネルとメディアをおしえて
ChatGPT
Google Bard
え、回答案が3つ出てきた!
一番良さげな3を掲載します。
まとめ
アクセス解析観点でみると、こんな感じかと。
ChatGPT:基本的にはデータをなぞって回答してくれる感じな印象
Google Bard:データから読み取れることを解釈して伝えてくれる感じ
もちろん、質問の仕方とか食わせるデータによって色々かわるのは間違いないんですが、今回の検証結果だと、筆者個人的にはBardに軍配が上がるかなぁと言う印象です。
とはいえ、どっちもやっぱりすごいから、AIは戦う相手ではなく、これからより良いサービスを提供するためのパートナーとして捉えるのが正解だという結論に至りました。
ここで「そういえばBardってAPI公開されてたっけ?」とふと思いBardさんに聞いてみました。
いや、回答ぶれすぎやん!!しかたない、ググるか…。
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(2023/10/11追記)国内初!Web解析×ChatGPTプラグインリリースしました!