ホームページを作ってもなかなか見てもらえないとしたら、SEO対策がしっかりとできていない可能性があります。
質が高く、皆がわかりやすいホームページでなければ上位表示されないため、いつになっても圏外のままです。自分達で頑張ってみても、ユーザーに見てもらえないのであれば宣伝にもならないですし、意味がありません。
困ったときにはSEOコンサルティングに相談し、現状を知ってもらい、より上位表示できるように助けてもらいましょう。
こちらでは、SEOコンサルティングとはどんな仕事なのか、もし頼むときにはどんな基準で選んだらいいのかをご紹介します。
SEOコンサルティングとは?
SEOコンサルティングというのは、キーワードに対して検索順位を上げ、より多くの人の目につく上位にするため施策を考え、実行する業務をいいます。
これは、知識をつけると素人でもまったくできないわけではありませんが、本格的に分析し、日々研究をしていると、かなりの時間を要します。
ほかにも業務がある場合は大変ですので、こういったSEOコンサルティングに頼むだけで、専門的に研究してくれるため、日々の業務が楽になります。
どんな仕事をしているのか?
SEOコンサルティングは、ホームページを、より魅力的でユーザーがわかりやすいように作り直し、SEOでも上位に表示されるようにしています。依頼を受けたクライアントの悩みなども聞き、集客アップを実現させる職業になります。
検索エンジンのアルゴリズムを分析するのですが、やることも多いです。HTMLタグやページの文章の構成やリンクなど、さまざまなものを見ていきます。
1回見て問題なければいいのではなく、毎回のように分析をし、どこが悪いのか、どういった点が成功したのかもチェックします。アルゴリズムはいつでも一緒の視点で上位表示されているわけではなく、毎回見直し更新されているのです。
しかも少しだけ変更する場合もあれば、大幅に基準を変える場合もあります。
このとき、今まで上位表示になっていても、大幅に変更されることで、上位から外れてしまうケースも考えられます。常に今ホームページはどのような順位でどの立ち位置にいるのか、競合はどのような状態かを分析し続けなければいけません。
仕事内容の中でも一番しているのは研究
上位表示させたいホームページが、毎日どのくらいの順位になっているのか見て、研究している方も多いです。GRCというものを利用しながら、どこまで順位が上がったのか下がったのかを見ています。
それなりに上がったものや下がったものには理由がありますので、その点を研究して、どのようにもっと上げたらいいのかを考えています。
再現性があるかどうかも実験し、中には効果として現れたと感じるものは、今後のノウハウのひとつとして記録していくのです。
日々の変化に対応できるように、毎日研究をし続ける業務ともいえるでしょう。
SEOコンサルティング会社に求められているもの
アルゴリズムが常に変わることからもわかるように、アルゴリズムの解析力は重要です。
どんなに見た目がいいホームページを作っても、いいサイトだと認識してもらえないと、上位表示になることが難しいからです。
検索エンジン側はどんなところを基準にしているのか、常にロジックを研究することも求められています。
さらにクライアント側がなんでも相談でき、安心して頼める力も必要で、それなりの説明力やプレゼンテーション能力なども重要です。
勝手にさまざまなことを進めてしまうと、クライアント側から不審に思われてしまいます。どんな風に最適化させればいいのか、わかりやすく説明できる力も求められています。
知識も必要で、ただ解析するだけではなく、その結果を見てホームページに利用していかなければなりません。
HTMLやCSSのコーディングなどの基礎的な知識も必要です。
実は未経験でもSEOコンサルティング業務は可能
SEOコンサルティングは、とくにに絶対この資格がないと、経営ができないというものはありません。
もし何も資格がなくて少しの知識があった状態でも、「SEOコンサルティングを運営していいます」といってしまえば、経営が可能です。
対策を行い上位表示できるホームページを作成したり、具体的にどのようにするか方法論をアドバイスしたりするのが一般的ではあります。
ただし、サイトを診断し、簡単な面談やアドバイスのみで終わるようなところも存在します。
資格なしに開業できてしまうような仕事だからこそ、それなりにどういった会社かどうかを見極めて頼まなければいけません。
ひとつの基準として資格がある
資格がなくてもSEOコンサルティング業をしていると名乗れてしまうのですが、中には資格を取得して、知識をもっている方かどうか判断できる基準もあります。
SEOの場合、検定があり、こちらでは技術的な知識などのテストがあります。合格しないと、資格が取得できません。決して簡単に取得できる資格ではなく、基本的なことだけでなく、応用問題も出てきますので、難易度が高いです。
だからこそ、どの会社にお願いをするか迷ったときには、この資格をもっているのかどうかを確かめてもいいでしょう。信頼度も高く、この資格をもっているということは、ある程度知識もあり、任せられるというひとつの基準となります。
このほかにも、日本デザインプランナー協会で行っているSEOマーケティングアドバイザー認定の資格ももっているのか確かめましょう。SEOの知識がないと通らない資格です。
このほかにも、WEBマーケティングにも比重を置いています。
どちらの知識もしっかりともちあわせていないと資格取得ができません。そのため、こういったものをもっているというのは、知識がある証拠と思ってもいいでしょう。
どのくらいの料金がかかるのか?
自社のホームページがまったく上位に表示されず、どうにかもっとユーザーに見てもらえるようにしたいと思ったときとき、SEOコンサルティングにお願いすることも検討するかもしれません。
ただこの場合、会社としてどのくらいの料金がかかるのかが気になる点でしょう。
あまり高い場合は考えてしまうかもしれませんし、思ったよりもリーズナブルに感じられれば、すぐにでもお願いしたいと感じているかもしれません。
実はどのくらいかかるか、人によってまちまちですので、一概にいくらとはいえません。
それでも数万円で請け負っている方はほとんどいないため、コストとして数十万円かかると思った方がいいでしょう。安くて月額が10万円以上かかり、契約の期間は3か月以上が一般的です。
高いともっと金額は上がっていきますので、費用としては高く感じてしまうかもしれません。
どういったSEOコンサルティング会社を選ぶといいの?
実際にホームページをもっといいものにしたいと考え、どこの会社に頼むか悩むこともあるでしょう。
その際、どういったSEOコンサルティング会社を選べばいいのか、いまいちわからないという方も多いのではないでしょうか。
たまたま誰かから、あるいは口コミなどで腕のあるコンサルタントがいる会社の名前などを聞ければいいのですが、そのような機会もないかもしれません。周りでもまだ利用していなくてあまり情報がないとき、選ぶ基準もわからず、少し不安でしょう。
こちらからは、どのような点に注目してSEOコンサルティング会社を選べばいいのかをご紹介していきます。
SEOだけでなくWEB全般の知識があった方がいい
上位表示をしたいときには、確かにSEOに詳しいことに越したことはありませんが、この知識だけでは、トータルで考えたときに難しくなってしまいます。
「せっかく高い金額を支払ってお願いしたのに、なんだかほかの知識はなく、結果があまり出ない」ということになりかねません。
ただ上位表示させる基本的な知識があればいいわけでなく、PPC広告やアフィリエイトなど、ほかの仕組みについても詳しくないと、結果が出にくいのです。
WEBに関する知識が豊富な方であれば、SEOだけでなく、総合的に見て仕事をしてくれます。
よりさまざまな視点でどうしたら上位になれるかを見極めることができ、結果として、今まで圏外だったホームページなどがどんどん上位になるということを期待できます。
WEBに関してどれを優先して対策をした方がいいのか悩んだ際にも、どのようにしたらいいか知識があることで、的確なアドバイスが可能です。
ひとつのことだけでなく、WEBに関するさまざまなことに知識がある方は、日ごろから興味をもって最新の情報を手に入れている方や、研究熱心な方も多いです。
話しなどをしてみて、どのくらいWEBに関する知識があるかどうかを見極めてお願いするといいでしょう。
頼む会社は自社の業界について詳しいかどうか
同じSEOコンサルティングでも、得意分野と不得意分野があるものです。
不得意というよりは、あまり担当したことのない業界についての知識はまだ薄いため、より深い話をしても伝わらないことがあります。
しかし、自社の業界について詳しく、これまでも同じような業界のクライアントの担当を経験していれば、少し難しい話をしても理解してもらえ、結果も出してもらいやすくなります。WEBマーケティングに関しては奥が深く、これがゴールというのが実はほとんどありません。
SEOコンサルティングする場合でも、業種や業界などが違うと、成果の出方にも差があります。
自社の業界に詳しくない場合、コンサルタントも手探りで結果が出るかどうかを試しつつ、行うことが多くなりがちです。しっかりと業界について知識があり、結果が出にくいときはこうするというようなノウハウがあると、ホームページを見てどこが弱点かすぐに見極め、結果も早く出してくれます。
お金を支払って契約をする前に、どのくらい業界に対して知識があるのかどうか、話ししてみるのも大切です。
話しだけでなく早く結果を出してくれそうかどうかを見る
どんなに立派な理想論を話してくれても、実際に実行してみなければわかりません。
変に分厚い資料を見せてきて口だけの説明が多い会社よりも、実際にいい案があったらすぐに実行して結果を出してくれる会社を選びましょう。
立派な話を聞くと「すごい」と思ってしまいがちですが、実際にサイトが変わらないと、何も変わりません。
理想論だけでなく実装を大切にしてくれる会社を選び、結果にこだわってくれるところがオススメです。
クライアント側の要望に添ってくれるかどうか
相談する際に、「なんだかこちらの話をしっかりと聞いてくれない」と感じる場合は、考えましょう。
上位に表示させるために話を進めていく上でもストレスが溜まってしまいますし、相性が悪い可能性があります。
いいSEOコンサルティングの会社は、しっかりとお客様の話に耳を傾けます。
担当者が社内でSEOを推進しやくするために、どんな効果があるのか資料が欲しいと感じることもあるでしょう。
このときに、ただムリだと言ってしまうようなところよりも、なぜそういった資料がほしいのか聞いて、できる限り要望に添うような資料を作成してくれるところがいいでしょう。
できる会社では、コミュニケーションの取り方も上手で仕事も速く、不快感を与えないように動いてくれます。
自分の伝えたいことをしっかりと理解してくれて、説明してもらうときにもわかりやすいというのは大切です。
話しをして担当者の責任感を見る
そんなに説明などもしないで、「とにかく契約してもらえればいい」というようなやり方をしている場合は考えましょう。
依頼を受けたのであれば責任をもって行うという姿勢が感じられる担当者の場合、費用を支払って頼んでからも安心です。
責任感は、話をしている内容や、言葉の端々から感じるものがあります。
「費用さえもらえればそんなに頑張りすぎることはない」という雰囲気を感じたら、ほかのSEOコンサルティング会社に問い合わせをして話しを聞きましょう。
この人だったら安心して頼めそうだと感じたら、お願いしてみてもいいでしょう。
腕のいいSEOコンサルティング会社を見つけて自社ホームページをレベルアップしましょう
SEOコンサルティング会社では、ホームページを上位に表示させるために、あらゆる施策を行っています。
アルゴリズムもいつも同じ基準で見られているわけではないため、日々毎日のように研究しています。
自社のホームページをよくしたいと思ったとき、どこのSEOコンサルティング会社に頼むか悩んでしまいますが、いい企業を見極めるポイントはいくつかあるので覚えておきましょう。
信頼でき、腕のいい会社と出会えれば、ホームページの上位表示の結果も早く出やすく、頼んでよかったと満足できるでしょう。