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ChatGPT

Web解析データを分析するChat GPTプラグインのモックアップつくりました

ブログしばらく放置してしまいましたが、最近はタイトルにある「Chat GPTプラグイン開発」にのめり込んでおりましたが、ついにモックアップが完成しました!

うちは「Analyze Act」というGoogle Analytics4と連携して、アクセスデータが見られるWeb解析ツールを開発しているんですが、どうしても実現したかった「Chat GPTに自然言語でWeb解析データを分析させる」という新しい体験を生み出したいと考えています。

Analyze ActにためたGAのWeb解析データをChatGPT経由で取得し、ChatGPTに分析のお手伝いをしてもらうというプラグインを開発すれば、レポートを読み込むことなく、ChatGPTに自然言語で質問して、データが返ってきて考察をしてもらうという体験が実現できます。

とにかくプラグイン開発の申請からずっとヤキモキしながら待ってたのですが、数週間前、ついにプラグイン開発の申請が通り、モックアップの開発に着手しておりました。

簡単な流れはこんな感じです

  1. ChatGPTにプラグインをインストール(※開発段階なので公開はしていません)
  2. 自然言語でChatGPTに質問 (例)「先月のセッション数とコンバージョン数は?」
  3. ChatGPTがAnalyze Actにリクエストを送信
  4. Analyze Actからデータを取得(※データ取得部分は開発中です)
  5. 返ってきたデータをChatGPTが自然言語で返信

まだまだ4については開発中ですが、ダミーデータでプラグインのモックアップを開発しておりました。
すごくシンプルな動きですがこんな感じです。

Web解析データの質問に答えるサンプル

うん、楽しい。

リテラシーの高くない人でも自然言語ならWeb解析データを有効に活用できる

やっぱりWeb解析ってどうしても数字が並んでるものになってしまう傾向があるので、そこまで詳しくない方や数字がどうも苦手な方っていると思うんです。

だからこそWebコンサルタントやマーケッターが数字の並んだややこしいデータを噛み砕いて、いわば変換器の役割を果たすことでやっと価値のあるデータとして届けられるわけなんです。

ただ、それらのサービスはやっぱりプロが動くので月々数万円〜数十万円のコストがかかってくるわけです。

うちのサービスコンセプトに「データを味方につけ、ワクワクする成長を。」という考え方がありまして、やっぱりデータは対峙するものではなく味方にするもので、「ややこしいなぁ〜」という思いから「ワクワクしたもの」に変えていきたいという思いがあります。

私自身は、Web解析は好きですし、数字を見るのもとても大好きですが、多くの方に「ワクワク」してもらいたいっていう願いがあって、そのためにChatGPT活用は絶対にやりたいことの一つでした。

分厚いレポートを見なくても、ややこしい数字や用語を理解しなくても、ChatGPTに聞けばWeb解析データから情報を読み取って、考察までしてくれる体験ってとても素晴らしいなと思っていますし、事業を推進するための力になると信じています。

まだまだ開発途中で何言ってんだと言われるかもしれませんが、早期にリリースしてみなさまに早くお届けできるようにこれからもがんばりたいと思います。

ちょっと気持ちが先走ってしまいましたが、Web解析をAIがやるというのはそう遠くない未来にはスタンダードになることは決定事項だと思うので、願わくばカウントリードがその一端を担えるように日々向き合っていきたいと思います。

※追記:他社さんのグラフ生成プラグインと抱き合わせるとグラフもつくれました
https://chat.openai.com/share/09ccdeb4-0bd1-4b90-a5df-956f13d99b04

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(2023/9/4追記)GoogleAnalytics × ChatGPTのセミナーを開催しています。無料ですので是非ご参加ください!
(2023/10/11追記)国内初!Web解析×ChatGPTプラグインリリースしました!

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